歓喜の実践学園イレブン(写真=矢島公彦)

 後半に入っても試合の主導権を握るのは実践学園。後半10分、実践学園はMF関根太陽がシュートもゴールならず。13分には右サイドからのクロスにFW瀧正也がシュートを放つも、ボールはバーを越えてしまう。

 後半は押し込まれる時間帯が多くなっていた明星学園も反撃を開始。後半24分、細かくボールをつなぎながらMF井上隼汰がシュートを放つも、惜しくも枠を捉えられず。26分にも井上がシュートを打ち込むも、実践学園GK宮崎幹大がファインセーブを見せゴールを奪うことができない。

 明星学園は後半32分にも大きなチャンスを掴む。MF井上がドリブルでボールを運びシュートを放つと、GK宮崎がまたもファインセーブ。さらに途中出場のMF加藤正弦がこぼれ球を拾いシュートを打つも、宮崎がセーブし、ゴールを許さない。

 すると実践学園は試合終了間際、ロングボールを受けた途中出場のFW牧山翔汰が右サイドからシュートを突き刺し、大きな3点目を奪う。

 明星学園はその後も試合を諦めず、必死にゴールを奪いにいく姿勢を見せるも、間もなく試合終了のホイッスルが吹かれ実践学園が3-0で勝利。大会連覇に向け8強へ名乗りを挙げた。

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選