帝京 vs 関東一

 後半に入っても先にチャンスを作ったのは帝京。MF山崎が左サイドでボールを持つと、ドリブルで運んでシュートまで持っていくも、ボールは枠の外に。9分はFW横山がボールを受けると、左サイドのMF山崎へボールを配球。山崎が運んでシュートを放つも、ここは関東一ディフェンス陣がクリアする。

 なかなか決定機を作ることができない関東一は、後半12分にFW本間凜とMF小松奏哉を投入し、流れを変え、ゴールを奪いにかかる。

 後半35分、関東一はFKのチャンスを得るとMF小松のプレースキックからDF倉持耀がヘディングシュートを放つもボールは枠を捉えられず。さらに関東一は試合終了間際にもFKの好機を作ると、DF宮田響がゴール前へとボールを送る。しかしこれは帝京GK大橋藍に直接キャッチされ得点を奪うことができない。

 すると間もなくして試合終了のホイッスルが吹かれ、帝京が前半に奪った1点を守り切り勝利。東京予選を制し2大会連続のインターハイ出場に花を添えた。

(文・写真=風間久志)

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選