本郷が苦しみながらも安田学園の堅陣を打ち崩す!MF服部雄輝が勝ち越し弾

MF服部雄輝が冷静にPKを決めて勝ち越し弾!(写真=多田哲平)

 令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京支部予選が4月29日に行われ、東支部の2回戦で本郷と安田学園が対戦。本郷が2-1で勝利を収めた。

【フォトギャラリー】本郷 vs 安田学園

 苦しんで手にした2ゴールだった。

 立ち上がりからボールを握った本郷だったが、わずか4分で先制点を献上する。自陣中央にボールを放り込まれると、そこから豪快なロングシュートを叩き込まれてしまう。

 それでも開始早々の失点とあって、その時点で選手たちに焦りは見られず、3-4-2-1システムの両ウイングであるMF11斎藤寛太(3年)とMF14池本凱(3年)を起点に鋭いサイド攻撃を展開していった。

 ところが4分のFW20福原康友(3年)のシュートも、16分のMF10服部雄輝(3年)のFKも、24分のDF8藤井壱太(2年)のミドルシュートも、ゴールネットを揺らせない。26分には藤井の右サイドからのクロスに服部が頭で合わせ、34分には再び右サイドのクロスから福原がヘディングを見舞うも、いずれも得点には至らない。

 そうこうしているうちに、前半の40分が終わり、試合は折り返された。

【次のページ】 ついに安田学園の堅陣を打ち破ったのは25分だった

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選