ゴールに歓喜する南稜イレブン

 後半に入ると4分、南稜MF秋山が岩槻ディフェンスの裏を狙うパスを送ると、FW片岡慶輔がチェイス。しかしこれは岩槻GK園田健斗がキャッチする。

 後半11分、岩槻はCKのチャンスを作ると、第100回大会選手権で高川学園(山口)が見せた「列車」のようなセットプレーを披露するも、惜しくもゴールには至らない。

 しかし直後の後半14分、岩槻はFKのチャンスを得ると、MF大西のキックを起点にMF冨田幸宏がシュート。これがゴールに突き刺さり同点に追い付く。

 南稜は後半19分、FKを得るもMF山田素央のキックはポストを直撃し惜しくもゴールならず。しかし南稜は後半34分、やや深い位置でFKのチャンスを演出すると、MF山田がキック。これがそのままゴールに吸い込まれ、勝ち越しに成功する。

 なんとか得点を奪いたい岩槻も必死にゴールを奪いにかかるものの南稜のディフェンスを崩すことができず、試合終了。南稜が2-1で岩槻を下し、ブロック決勝進出を決めた。

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選