終了間際には齋藤和祈のゴールで追加点(写真=AOMORI GOAL)
後半開始早々、青森山田がコーナーキックや、右サイドの突破からクロスなど、決定的な場面を作り出すが、枠を捉え切れずに追加点が奪えなかった。
すると、八戸U-18にも決定機が訪れる。10橋本隆汰が、ワンツーで抜け出し、青森山田のGK長谷川龍也と1対1となったものの、狙い澄ましたシュートは長谷川龍也に阻まれてしまう。
お互いチャンスを決め切れないなか時間だけが進むと、終了間際の88分。青森山田が前掛かりになった八戸U-18の隙をつき、カウンターから22齋藤和祈のゴールで追加点を挙げる。
それでも八戸U-18は諦めずにFK、CKと最後までゴールに迫ったが、得点を挙げることができず、試合終了。天王山は2-0で青森山田が勝利。無敗をキープした。
試合後、青森山田の藤井日向キャプテンは、「今まで、押している試合ばかりでしたけど、今日は打ち合いと言いますか、どちらが勝ってもおかしくない試合だったので、それをものにできたのは大きな成果だと思います。今日は無失点で終わることができましたが、危ない場面も多かったので、チームとしての目標『被シュート0』を達成できるようにやっていきたいです」と話した。
次節は5月21日。青森山田3rdは、十和田市高森山で13時30分から八戸学院光星と対戦。ヴァンラーレ八戸U-18は、PAMCOフィールドで11時から八戸学院野辺地西と対戦する。
(文・写真=AOMORI GOAL)