野辺地西vs八戸工大一(写真=AOMORI GOAL)
後半に入ると八戸工大一の選手たちが奮闘を見せ、シュートは打たれるものの、粘り強い守備で得点を許さず、攻撃に関しても惜しい場面を作ったが、無得点。野辺地西も決定機を決め切れず、スコアは動かないまま2-0で試合は終了。
試合後、野辺地西の三上晃監督が「前節もシュート30本以上打ったのに4得点。今日はシュート20本以上打っていますが、PKの2点のみ。得点力不足が大きな課題ですね。危機感を持ってやっていかないといけないです」と話した通り、流れの中で得点を挙げられなかったことは、大きな課題として残っただろう。次節までにどう修正するのか。
対する八戸工大一の河合大匡監督は、「後半は対等に戦えていただけに、前半のPK2本が痛かった」と話したが表情は明るかった。敗れはしたが、失点しても崩れることなく、粘り強く対応し、終始集中していた選手たちの戦う姿勢は評価に値したことだろう。これでカウンターに鋭さが増せば、後期リーグでは上位チームとも対等に戦えるはずだ。
次節は5月21日。八戸学院野辺地西は、PAMCOフィールドで11時からヴァンラーレ八戸U-18と対戦。八戸工大一は、十和田市高森山で11時から三沢と対戦する。
(文・写真=AOMORI GOAL)