野辺地西がPK2発で八戸工大一を下す!今季も堅守は健在

金津力輝はPKで先制ゴールを決めた(写真=AOMORI GOAL)

 5月14日、第17回高円宮杯JFAU-18サッカーリーグ2022青森の第7節、野辺地西と八戸工大一の試合が行われた。

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 昨年度は勝点1及ばず2位となった野辺地西。ここまで試合数は2試合と少ないが、東奥義塾、弘前実業と実力校相手に無失点勝利を挙げ、今季も堅守は健在。対する八戸工大一は6試合を行い、1勝5敗で9位と苦しい状況だ。

 試合は、野辺地西のキックオフで始まると、開始早々、野辺地西がチャンスを作る。そして、ハイプレスからボールを奪うと、49山端琉央、84金津力輝のツートップにボールを預け、体を張ったポストプレーからサイドへ展開して攻撃に持ち込む。

 対する八戸工大一は、守備のブロックを敷き、ボールを奪うと前線のスピードを活かしてショートカウンターを仕掛ける。

 出だしこそ野辺地西は縦パスを上手く入れられず、噛み合わない場面が目立ったが、それでも個々の能力で上回る選手たちは、細かいパスでリズムを作ると、全体を押し上げて、チャンスを作っていく。

 そして前半18分、左サイドから野辺地西の83田中真翔がペナルティエリアにドリブルで侵入すると、八戸工大一がファウルで止めてしまい野辺地西がPKを獲得。これを金津力輝が落ち着いて決めて先制点を挙げる。

 26分にも八戸工大一のミスから野辺地西がPKを獲得すると、今度は63長谷川陽大が決めて、リードを2点とする。

 早い時間帯に2失点を喫した工大一だったが、崩れることなく、やることは変えずにショートカウンターから野辺地西ゴールに迫るが、得点できまま前半終了。

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