長崎日大 vs 国見(写真=藤原裕久)
後半に得点力のある梅野雄大を投入し、左サイド攻撃の起点である高嶺を攻め上がらせようとする長崎日大だが、「左サイドでポイントを作らせたくなかった(木藤健太監督)」という国見も、右サイドの幸偉風が縦への果敢な突破で対抗。
さらに利根悠理と今林隆之介を相次いで投入した国見は、長崎日大に主導権を渡さずリードを保ったままゲームを進めていく。
その後も互いに攻め手を緩めず、終盤にはカウンターの打ち合いの様相となったゲームは、75分に今林のクロスから、途中出場していた西山蒔人が勝負を決める2点目を奪取。そのまま試合を2-0で終えた国見が、創成館の待つ決勝へ切符をつかみ取った。
▽第101回全国高校サッカー選手権長崎予選
第101回全国高校サッカー選手権長崎予選