山梨学院は帝京第三を下し3連覇(写真=田中紘夢)
しかし100+4分、帝京第三にビッグチャンス。須田恒太郎のクロスから櫻井がフリーとなったが、シュートはGK廣瀬大翔がファインセーブ。さらに藤浪のロングスローから加賀玲至がラストチャンスを迎えるも、再びGK廣瀬に阻まれた。
まさに“死闘”と言える白熱した戦い。山梨学院が辛くも2-1と制し、大会3連覇を果たした。これでインターハイ県予選、インターハイ、選手権と県内3冠を達成。同点弾を決めた3年の小棚木は「目標が達成できて本当に嬉しい」と笑みを浮かべた。
一方の帝京第三は7年ぶりの優勝を逃したが、最後まで堂々の戦いぶり。敵将の羽中田昌監督を「素晴らしい対戦相手で、力強く見事なチームだった」と唸らせた。
(文・写真=田中紘夢)
▽第101回全国高校サッカー選手権山梨予選
第101回全国高校サッカー選手権山梨予選