静岡学園が激闘を制し連覇へ向け前進!延長後半の2ゴールで粘る富士市立を退ける
ゴールを奪い喜び合う静岡学園の選手たち
11月3日、第101回全国高校サッカー選手権静岡予選の決勝トーナメント準々決勝が行われ、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 WEST所属で大会連覇を目指す静岡学園と、高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 東海所属の富士市立が対戦した。
試合は静岡学園のキックオフで開始されると、立ち上がりから静岡学園がボールを保持し、チャンスを作っていく。前半3分、2023シーズンからガンバ大阪に加入内定のMF10髙橋隆大(3年)が右サイドから仕掛け、MF18高田優(2年)にパス。これを受けた高田がシュートを放つも、ボールは枠を捉えられない。さらに7分、MF11寺裏剣(3年)が左サイドを打開し、富士市立ゴールを脅かしていく。
静岡学園はその後もMF髙橋が右サイドから再三攻撃を仕掛けるも、富士市立のDF5名波快(3年)がしっかりと対応、ディフェンス陣が粘り強く守り、なかなか決定的なチャンスを作らせない。
一方の富士市立はFW10山藤大夢(3年)のプレースキックなどセットプレーや鋭いカウンターを中心に静岡学園ゴールに迫っていく。すると富士市立は前半16分、ここまでチャンスを作り出してきたFW山藤がボールをチェイスしゴール前で奪うと自らシュート。しかしボールは惜しくも枠を外れゴールには至らない。
静岡学園は前半39分、ゴール前やや右位置でFKを獲得すると、MF高橋がこれを直接狙う。しかし富士市立ディフェンス陣が体を張ってクリアし得点を許さず、前半をスコアレスで折り返す。
▽第101回全国高校サッカー選手権静岡予選
第101回全国高校サッカー選手権静岡予選