11月12日に皇子山陸上競技場(滋賀県大津市)で開催された第101回全国高校サッカー選手権滋賀予選決勝は、近江が草津東を4-1で下し、2年ぶり2回目の“選手権切符”を手にした。

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　秋晴れの中、12時16分にキックオフを迎えた一戦は開始1分に早くも動く。

　近江の9番・迎楓真(3年)が高橋亮(3年)の浮き球パスに抜け出すと、見事なコントロールショットで先制に成功した。

　この1点で流れをつかんだ近江は、高い足元の技術をベースに相手陣内に押し込む理想的なポゼッションゲームを展開。草津東の厳しいプレスをいなし、後方からしっかりとビルドアップしながら主導権を握っていく。