近江は決勝で快勝を収め2年ぶりに選手権切符を獲得(写真=白井邦彦)

 そして31分には相手GKがはじいたところをキャプテンの11番・岡田涼吾(3年)が押し込んで追加点を挙げる。

その後は草津東がロングボールからセカンドボールを回収し、そこからの速い展開で攻勢に出たが1点を奪い返せないまま前半が終了した。

 後半立ち上がりは草津東がボールを回しながら主導権を握り、決定機を演出する時間帯が続いた。だが、それを近江が耐えると、再び流れが近江に傾き、57分には再び9番・迎が7番・鵜戸瑛士(2年)の中央への折り返しパスに合わせてゴールを奪った。これで3−0。

 後が無い草津東はリスクを背負ってDFラインを高く保ち、パワープレーのような形で猛攻を仕掛ける。66分には近江のGK小島元輝(3年)が退場処分を受け、草津東に流れが傾き始めた。

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▽第101回全国高校サッカー選手権滋賀予選
第101回全国高校サッカー選手権滋賀予選