草津東 vs 近江(写真＝白井邦彦)
だが、再びゴールを決めたのは近江だった。1試合を通して巧みにゲームをコントロールしていた10番・川島優人(3年)が鮮やかなシュートで追加点を挙げる。これで4-0。草津東はアディショナルタイムに4番・篠原優太(3年)のゴールで1点を返すのがやっとだった。
近江のキャプテン岡田は「夏のインターハイ予選決勝は草津東に敗れて悔しい思いをした。しっかり借りを返して全国に行けることが嬉しいです。自身初の全国大会ですし、思い切り暴れてきたいと思います」と笑顔を見せた。
近江の前田高孝監督は「夏以降はプリンスリーグで強豪と戦いながら、近江のスタイルを作り上げてきた。毎日、気持ちを緩めることなく自分たちを追い込んできた選手たちを誇りに思います。選手権でも自分たちのスタイルで勝ち進んでいきたい」と力強く語った。
(文・写真＝白井邦彦)
▽第101回全国高校サッカー選手権滋賀予選
第101回全国高校サッカー選手権滋賀予選
