大手前イレブン(写真＝会田健司)

　これで命拾いした富田林は64分、右CKからファーサイドが折り返したところをFW9和田竜也が右足で合わせ同点ゴール。

　これで試合を振り出しに戻した富田林はここから猛攻を見せる。しかし、小川のシュートはポストを叩き、MD6澤田斗真のヘディングシュートもわずかに枠の外。

　試合は2-2のまま後半も終了しPK戦に突入。先攻の富田林が1本目を失敗したのに対し後攻の大手前は5人全員が成功。PK戦で熱戦を制した大手前が1次予選を突破しJ-GREEN堺で行われる2次予選1回戦に進出した。

　勝利した大手前は9月10日に精華と対戦する。

(文・写真＝会田健司)