2ゴールを決め勝利に貢献した履正社MF小田村優希(写真=会田健司)
しかし履正社は序盤に先制を許す嫌な流れを背番号10が一人で打ち破った。
6分、自陣PA内で相手CKの守備に入っていたMF名願斗哉(3年)はファーに流れたクロスボールを追いかける。相手とのセカンドボールの競り合いに勝った名願は「ヘディングして自分の前にボールが転がって、前を向いたら相手が2.3人しかいなかったので"これは行けるな"と思って」とドリブルを開始。
名願は後ろから追いかける相手を抑えながらそのままグングン加速すると、最後のDFも裏街道で交わしボックス内に到達。GKとの勝負では右足で華麗に上を抜くと、シュートは左サイドネットを揺らした。
▽第101回全国高校サッカー選手権大阪予選
第101回全国高校サッカー選手権大阪予選