最後までタフに戦った佐野日大が6年ぶりの選手権へ
歓喜の佐野日大イレブン
11月12日、第101回全国高校サッカー選手権栃木予選決勝が行われ、佐野日大が宇都宮短大附を2-1で下し、6年ぶり9回目の選手権出場を手中に収めた。
今季、佐野日大は宇都宮短大附と4試合戦って2勝1分1敗。リーグ戦は1勝1分で、関東大会の県予選決勝では敗れたものの、インターハイ予選では準決勝でPK勝ちを収めている。力は互角。だが、怪我人を抱えており、決して万全な状態とはいえない。MF江沢匠映(3年)は右膝の半月板損傷し、今季の序盤は攻撃の要としてチームを牽引したFWヒアゴン・フランシス・琉生(3年)も腰椎分離症で今予選は出場機会がない状況。2人ともこの決勝ではベンチに入ったものの、一抹の不安を抱えた中で大一番に挑んだ。
▽第101回全国高校サッカー選手権栃木予選
第101回全国高校サッカー選手権栃木予選