前橋育英 vs 共愛学園

 後半に入ってもペースは前橋育英。左サイドからの攻撃を軸にゴールを狙うと、後半31分、途中出場のMF7根津元輝(3年)がドリブルでボールを運びシュート。共愛学園GK1佐藤明珠(1年)が一度はクリアするものの、こぼれ球を拾ったDF山内が押し込み、4点目を奪う。

 リードを広げられた共愛学園はロングボールを前線に送ると、FW竹内やFW11松井瑞葵(3年)らがチャンスを作るものの、得点を奪うことはできない。

 すると前橋育英は後半34分にMF大久保が、37分にもDF4齋藤駿(3年)が立て続けにゴールを奪い、共愛学園を突き放す。

 間もなくして試合終了のホイッスルが吹かれ、前橋育英が6-0で共愛学園に勝利。大会連覇を果たすとともに、夏冬の全国制覇に向け、選手権切符を手に入れた。

(文・写真=風間久志)

▽第101回全国高校サッカー選手権群馬予選
第101回全国高校サッカー選手権群馬予選