前橋育英が共愛学園に6発快勝!夏冬の全国制覇に向け選手権切符を手に入れる

大会連覇を果たした前橋育英の選手たち

 11月6日、第101回全国高校サッカー選手権群馬予選の決勝が行われ、令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)の覇者・前橋育英と、令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)群馬予選4強の共愛学園が対戦した。

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 試合は共愛学園のキックオフで開始されると、立ち上がりから前橋育英が主導権を握る展開。前半1分、CKのチャンスを作ると、DF6山内恭輔(3年)のプレースキックにFW9小池直矢(3年)がヘディングシュート。しかしボールはバーを越え、ゴールには至らない。その後も流れは前橋育英。MF14徳永涼(3年)がゲームをコントロールし、細かくパスをつなぎながら共愛学園ゴールへと迫っていく。

 前橋育英は押し気味に試合を進めると前半14分、右サイドを打開し、中央のFW小池へパス。小池がフリーでシュートを放つも、共愛学園DF4日向野麗司(3年)が懸命のシュートブロックでゴールを死守する。しかし直後の16分、前橋育英はMF8大久保帆人(3年)がDF3井上駿也真(3年)へパス。さらに井上がDF6山内恭輔(3年)へとつなぐとこれを山内がシュート。ボールはネットを揺らし先制点を奪う。

 さらに前橋育英は前半30分、左サイドを攻め上がったDF山内からFW15山本颯太(3年)へボールが渡ると、山本が左足でトラップしつつ体を反転させてシュート。するとボールはネットに突き刺さり、リードを2点に広げる。

 なんとか得点を奪いたい共愛学園は前半32分、FW13竹内海人(3年)のロングスローを起点にゴール前で混戦を生むと、こぼれ球がゴールやや左の位置にいた竹内の前へ。これを竹内がシュートを打ち込むも、ボールは枠を捉えられず得点には至らない。

 試合の主導権を握る前橋育英は前半37分、FW10高足善(3年)がペナルティエリア内で倒されPKを獲得すると、自らがそのPKを決め、スコアを3-0として前半を折り返す。

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▽第101回全国高校サッカー選手権群馬予選
第101回全国高校サッカー選手権群馬予選