10番MF松原史季が4G1Aと大車輪の活躍!武南が三郷北に6-0大勝

10番MF松原史季は4G1Aの大活躍

 第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選は10月9日、例年と同数の52校が参加して決勝トーナメントが始まり、1回戦22試合が行われた。

 16大会ぶりの優勝を目指す武南は、1回戦で三郷北と対戦し6-0で大勝し2回戦へ駒を進めた。

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 試合は武南が立ち上がりから三郷北ゴールに迫る展開。武南は11分、FKの混戦からのこぼれ球を三郷北MF10川村晃大(3年)にシュートを放たれるも事なきを得る。その後も、武南は三郷北にカウンターで得たセットプレーから幾度かチャンスを作られるも、内野慎一郎監督が「落ち着いていて人間的にも優れている選手」と評する1年生GKの原田優真が三郷北の攻撃の芽を摘んでいく。

 試合が動いたのは17分。MF10松原史希(2年)のFKをFW14杉沢旭浩(2年)がヘディングで合わせて武南が先制に成功すると、前半終了間際には、DF2加藤天尋(3年)が倒されPKを獲得。これを松原が落ち着いて決めて武南が追加点を奪取。

三郷北 vs 武南

 後半に入っても攻撃の手を緩めない武南は、50分には杉沢旭浩からのパスをMF7山田藍大(3年)が決めて3-0。そこからは、武南の注目のU-16日本代表候補選出歴を持つ10番の松原が大暴れ。

 「点を取ることにどん欲にプレーしている」(内野慎一郎監督)と話すとおり、松原は65分からの15分間で3得点を挙げる大活躍をみせ、チームの勝利に大きく貢献。試合はこのまま武南が危なげなく6-0で三郷北を下し、次戦に駒を進めた。

(文・写真=古部亮)

▽第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選