そして後半アディショナルタイム、西武台のCK。このラストチャンスにGK25萩原優也(2年)が上がってパワープレーを仕掛けたが、埼玉栄もまた11人全員で守り切って試合終了。埼玉栄が西武台を1-0で下し、ベスト8進出を決めた。なお次の相手は細田学園となった。

 終了のホイッスルが鳴った瞬間、埼玉栄ベンチが、そして応援席の生徒がピッチに一気になだれ込み、抱き合い、感涙にむせび、喜びを分かち合った。

【次のページ】 決勝トーナメント3回戦 埼玉栄 vs 西武台(3)

▽第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選