新指揮官率いる埼玉栄が12年ぶりのベスト4進出!細田学園を延長戦の末に破る
埼玉栄は激闘の末に4強入りを果たした(写真=矢島公彦)
第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選第4日は10月29日、初めて観客に一般開放された浦和駒場スタジアムで準々決勝2試合が行われ、第2試合は埼玉栄が細田学園に延長の末1-0で競り勝ち、12年ぶり5度目のベスト4に進んだ。11月6日の準決勝(埼玉スタジアム)で昌平と対戦する。
埼玉栄は4-4-2の陣形を取り、長いパスを使いながらもボールを丹念につなぎ、サイドと中央で活発に球を動かした。経験豊富なFW安倍颯汰(3年)がスピードに乗ったドリブルをはじめ、懐の深さを生かしたキープ力を発揮。左サイドMF樋口有斗、右サイドMF沖中愛斗(ともに3年)から良いボールが何度も配給された。
細田学園は昨季からのレギュラー、右サイドMF田端優作、左サイドMF小川愛斗(ともに3年)が、1トップのエース滝澤夏惟(3年)をターゲットにしたパスを狙ったが、埼玉栄の厳しい守備に遭って絶好の展開には持っていけなかった。
前半は埼玉栄がやや優勢に進めたが、0-0で折り返した。
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▽第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選
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