東京成徳大深谷、準々決勝でも持ち味を余すところなく発揮 狭山ヶ丘を下しベスト4
東京成徳大深谷が4強進出(写真=河野正)
第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選第5日は10月30日、観客に一般開放された浦和駒場スタジアムで準々決勝の残り2試合が行われ、第1試合は東京成徳大深谷が1-0で狭山ヶ丘を下し、4年ぶり2度目のベスト4に勝ち上がった。11月6日の準決勝(埼玉スタジアム)で浦和学院と対戦する。
4-4-2の東京成徳大深谷はGK木村航大、CB増子颯竜、右SB辻本晴也(以上3年)の守備ラインが昨季からのレギュラーで、元々頑強な守りが3人の経験者を擁してさらに堅ろうになった。縦に速い展開と長いキック、激しい当たりが特長で、4大会ぶりに進出したこの日の準々決勝でも、持ち味を余すところなく発揮した。
東京成徳大深谷は敵陣に押し込む場面が多いほど、とっておきの武器を使う回数も増える。数年前から担い手を抱える遠投もそのひとつで、前半20分の決勝点につなげた。左SB鈴木嵐(2年)が右サイドからロングスロー。FW秋本光瑛(2年)がヘッドで後方にそらし、辻本がこのボールにいち早く反応して蹴り込んだ。
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▽第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選
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