松戸馬橋は後半に2点を奪取(写真=多田哲平)
ところが前半を0-0で終えると、後半に入って攻勢に出たのは松戸馬橋だった。
後半開始早々の41分、ゴール前に飛び出したFW16石井怜(3年)がネットを揺らす。チームに勢いをもたらす先制点を奪った。
その後、松戸馬橋はサイドハーフのMF7荒山舞空(3年)、SBのMF9石塚世渚(3年)の左サイドの突破力を軸に攻撃を仕掛け、守ってはアンカーのMF6横尾駆留(3年)がバランスを取りつつ、DF13柳田大河(2年)、DF5鳥越陽斗(3年)の両CBが最終ラインを締めて相手のカウンターに備えた。
そして後半アディショナルタイム。ペナルティエリア内でファウルを受けてPKを獲得すると、石井のキックがストップされるも、その直後のプレーで再び得たPKをMF10塩澤凱(3年)が決めて追加点を奪った。
試合は、そのまま2-0で終了。君津商はフィールドプレーヤーからGKとなりPKストッパーを任された古山らの奮闘はあったが、それを退けた松戸馬橋が次戦へと駒を進めた。
(文・写真=多田哲平)
▽第101回全国高校サッカー選手権千葉予選
第101回全国高校サッカー選手権千葉予選