試合前に円陣を組む日体大柏イレブン
後半最初の決定機も日体大柏だ。後半3分、CKからニアで吉田がヘディングシュートを放つ。しかしこれはGKのファインセーブに阻まれた。
試合を動かしたのはやはりエースのオウイエ・ウイリアムだった。後半5分、右サイドから流れて来たボールを相手を背にしながら受けると、ペナルティエリア左で反転シュートを見事に突き刺した。
反撃に出たい柏南に、それを許さない日体大柏は、後半30分にDF4森田修士(3年)がCKから追加点を挙げて流れに乗ると、後半32分にはFW10古谷柊介(3年)がこぼれ球を押し込み3点目。リードを広げる。
後半40分には、左CKから森田が加点。一方でDF陣も無失点に抑えて、4-0の快勝を収めた。オウイエ・ウイリアムはチームを勢いづかせる先制点を決め、ストライカーの役目を果たしてみせた。
安定した試合運びで勝利した日体大柏は、次戦への切符を手にした。準々決勝では敬愛学園と対戦する。
▽第101回全国高校サッカー選手権千葉予選
第101回全国高校サッカー選手権千葉予選