来季柏レイソルへの入団が内定しているFWオウイエ・ウイリアムはチームを勢いづかせる先制点を奪取

　第101回全国高校サッカー選手権千葉予選の決勝トーナメント3回戦が10月23日に行われ、柏南と日体大柏が対戦。日体大柏が4-0で勝利した。

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　柏南のキックオフでスタートすると、互いに決定機を早々と作る。

　最初は日体大柏。前半1分、右サイドからのクロスを中央でFW11吉田眞翔(3年)がヘディングで合わしたが枠を捉えられず。その直後には柏南にも、シュートチャンスが訪れたが、こちらもゴールには至らなかった。

　両チームとも立ち上がりから攻撃力を発揮し合う展開。推進力をもって縦に早い攻撃を仕掛けてくる柏南に対し、日体大柏は中盤がリズムの良いパスワークを構築しながら、柏レイソル入団内定のFW15オウイエ・ウイリアム(3年)をターゲットとして、柏南陣内に攻め入っていく。

　前半21分、オウイエ・ウイリアムがペナルティエリア左からミドルシュート。前半終了間際の40分には右サイドからのクロスに合わせて打点の高いヘディングを見舞う。いずれも枠を外れてしまったが、この長身FWの存在は柏南の脅威となっていた。

　時間の経過とともに主導権を握って攻勢を強めた日体大柏だったが、柏南の粘りのある守備を崩しきれず0-0で試合を折り返す。