日体大柏がPK戦までもつれ込む激戦を制す!敬愛学園を下して準決勝へ
先制点を決めたFW15オウイエ・ウイリアム(3年)
第101回全国高校サッカー選手権千葉予選の決勝トーナメント準々決勝が10月29日に開催され、日体大柏がPK戦の末に敬愛学園に勝利し、準決勝進出を決めた。
どちらもポゼッションを意識した立ち上がりのなか、日体大柏は来季柏レイソル内定の長身FW15オウイエ・ウイリアム(3年)をターゲットとしながら、敬愛学園陣内に攻め込んでいく。
対する敬愛学園は最後尾のGKを含めたパスワークで攻撃を組み立てていくスタイル。日体大柏のアタックに対応しながら、じっくりと攻め手を探っていく。
しかし試合は意外に早く動いた。前半9分に右サイドのクロスからチャンスを創出した日体大柏に13分に先制機が訪れる。敵守備陣の背後に抜け出したオウイエ・ウイリアムがDFと並走しながらもペナルティエリア内でシュートを放つと、これがゴールに収まる。柏南との3回戦で2得点したストライカーが、この試合でも貫録を見せた。
先制点を献上した敬愛学園は前半23分、持ち前の丁寧なポゼッションから反撃。しかし、ペナルティエリア内中央からMF18松田優太(3年)が放ったシュートは得点には至らず、大きな決定機を逃してしまう。
▽第101回全国高校サッカー選手権千葉予選
第101回全国高校サッカー選手権千葉予選