ゴールを喜ぶ市立船橋イレブン

 市立船橋は前半39分に、習志野のMF6中屋天吾(3年)にペナルティエリア内からシュートを浴びせられるが、枠外へと誘い、前半を1-0のリードで折り返す。

 後半が始まると、一進一退の熱い攻防が続く。

 リードしている市立船橋は追加点を狙いにサイドや中央から多彩な形で習志野のゴールに迫る。

 後半19分には、MF7丸山侑吾(3年)がGKとのペナルティエリア内でGKと1対1の局面を迎える。しかし回転をかけてサイドネットを狙ったシュートは惜しくもボール1個分枠を外れてしまう。

 一方、同点ゴールを目指す習志野は、クロスやロングスローで積極的にゴール前へとボールを放り込むが、市立船橋のDFにはね返され決定機を生み出せない。

 すると、後半34分に市立船橋にビッグチャンス。左サイドからのクロスをファーサイドに合わせてDF3下田燦人(3年)が体勢を崩しながらもヘディングシュート。これが見事に決まり、残り時間少ない状況で市立船橋が大きな追加点を手にした。

 名門対決は2-0で市立船橋が勝利。決勝ではインターハイ予選と同じく日体大柏と相まみえることになった。

▽第101回全国高校サッカー選手権千葉予選
第101回全国高校サッカー選手権千葉予選