大成 vs 都立武蔵村山
後半に入っても主導権は大成。2分、途中出場のFW18池田海凜(3年)がゴール前でボールを押し込み3点目を奪うと、直後の5分にも再び池田が相手GKのクリアミスを突いてボールをネットに送り届け4点目を奪う。
大成はピッチを広く使いながら、速く強いパスをつなぎ、ミドルをはじめ威力のあるシュートを打ち込んでいく。パワーあふれる攻撃を見せつけると、後半10分、途中出場のMF20塚本類(2年)が右サイドから粘ってクロスをあげるとMF10中村浩太(3年)がゴールに流し込み、リードを5点とする。
なんとか得点を奪いたい都立武蔵村山は、FW小松やMF小峰を軸にゴールを奪いにかかるも、大成のディフェンスを崩し切ることができない。
逆に大成は後半36分、MF5内田快(3年)のCKを起点にDF渡辺がボレーシュートを叩き込み6点目、さらに後半アディショナルタイムにも途中出場のFW15水谷祥吾(3年)がヘディングシュートを決め7点目を決めたところで試合終了のホイッスル。
昨年はBブロック決勝で、全国4強入りを果たした関東一の前に敗退、一昨年は同じくBブロック決勝で堀越の前に涙を飲んだ。今年こそ“大願成就”を。大成が都立武蔵村山を7-0で下し、初の選手権切符に向け好スタートを切った。
(文・写真=風間久志)
▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
第101回全国高校サッカー選手権東京予選