CFのFW13齊藤慈斗(3年)が最前線で基準点となり、トップ下のMF10伊藤聡太(3年)が良質なアクセントに。さらに左のDF3入江羚介(3年)と右のDF22並木雄飛(3年)という両SBがアグレッシブにオーバーラップを仕掛ければ、中盤後方からはMF8押川優希(3年)とMF18田中遥稀(3年)の2ボランチがゲームを組み立てた。
そうして相手を押し込んでいくと、17分に先制点が生まれる。左CKから田中の左CKが直接ファーサイドのネットを揺らしてみせた。
これに勢いに乗り、20分には左サイドからのパスに、ゴール前に入り込んでいた並木がダイレクトで合わせて追加点を奪取。
その後38分には決定的なピンチを迎えるも、DF19田畑勲(3年)のブロックで阻止し、2点のリードで試合を折り返した。
そして後半も帝京はハイテンポかつスムーズな攻撃で保善ゴールを襲った。
▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
第101回全国高校サッカー選手権東京予選