立ち上がりからMF10柳本華弥(3年)のパスを起点とし、左のMF11加瀬舜悠(3年)と右のMF8遠藤康太(3年)というサイドハーフの突破力を活かして打開するも、DF3佐護海翔(3年)とDF4岡本晴斗(3年)ら相手DFにクロスをことごとくはね返された。

 一方で隙を見せれば、FW11ウガンバト・テムレン(2年)をターゲットとした強烈なカウンターを浴び、気の抜けない時間が続く。

 ようやく先制点を奪ったのは、試合の折り返しに差し掛かろうという37分。柳本の縦パスを受けたFW7安部武沙士(3年)がゴールネットを揺らしてみせた。

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▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
第101回全国高校サッカー選手権東京予選