堀越 vs 國學院久我山

 しかし國學院久我山は後半11分にスコアを動かす。FW塩貝が堀越DFと競り合いながらゴール前までドリブルでボールを運ぶと自らシュート。これがネットを揺らし、先制点を奪う。

 さらに直後の14分、國學院久我山はMF山脇が左サイドを攻め上がったFW中山にパス。これを受けた中山がシュートを放つと、ボールはネットに突き刺さり、瞬く間にリードを2点に広げる。

 リードを許す展開となった堀越は選手交代のカードを切りながらゴールを狙うものの、國學院久我山はDF4鷹取駿也(3年)やDF18井料成輝(3年)らが堅守を見せ得点を許さない。

 すると國學院久我山は後半アディショナルタイムに途中出場のFW21高井琉土(2年)が試合を決定付ける3点目を奪うと、間もなく試合終了のホイッスル。國學院久我山が3-0で堀越を下し、前回大会Aブロック決勝のリベンジを果たすと同時に、西が丘で行われる準決勝進出を決めた。

(文・写真=風間久志)

▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
第101回全国高校サッカー選手権東京予選