桐蔭学園 vs 桐光学園

 迎えた後半立ち上がりの3分、ここまで再三意欲的なプレーを見せていた桐蔭学園FW福岡がGKへのファウルで一発退場となるアクシデントが発生する。

 数的優位となった桐光学園はここから攻撃を畳み掛ける。後半10分、左サイドから攻め上がったMF15大高颯斗(3年)のクロスにDF5豊田玲央(3年)が詰めてネットを揺らし、2-1と勝ち越しに成功する。

 さらに桐光学園は後半31分にも右サイドからのクロスに途中出場のDF2杉野太一(1年)がファーサイドで反応。落ち着いてシュートを放つとボールはネットに突き刺さり、リードを3点に広げる。

 桐蔭学園もFW11山形真之(3年)を投入するなど必死の反撃を試みるも、ゴールを奪うことはできず試合はそのままタイムアップ。桐光学園が2年連続の選手権出場へ向け、一歩前進した。

(文・写真=風間久志)

▽第101回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第101回全国高校サッカー選手権神奈川予選