湘南工大附 vs 座間
後半に入っても主導権を握るのは湘南工大附。1分、FKのチャンスを作ると、MF中山のプレースキックからFW11大木啓汰(3年)がシュート。しかしこれはマウスを外れる。直後の2分にはこぼれ球に反応したDF伊藤がゴール前に走り込みシュートを放つも、ボールはバーを越えてしまう。
湘南工大附はその後も攻勢を強めると、後半20分、DF2高橋陽翔(3年)からのパスに抜け出したFW岩崎が座間GK堀田との1対1を落ち着いてかわし、ボールをネットへと送り届ける。
ここまで粘り強いディフェンスを見せつつ、なんとか一矢報いたい座間は選手交代のカードを切りつつ流れを掴みにかかると同時に、FW25山下暖仁(3年)やMF16伊東亮(2年)らが必死にゴールを狙うも、湘南工大附のディフェンスを崩し切ることができない。
すると間もなく試合終了のホイッスル。自慢の攻撃力を見せつけた湘南工大附が、危なげない試合運びを見せ快勝。3-0で座間を下し、準決勝へと駒を進めた。
(文・写真=風間久志)
▽第101回全国高校サッカー選手権神奈川予選
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