湘南工大附 vs 日大藤沢

 後半に入っても一進一退の攻防を繰り広げる両チーム。ショートパスをつなぎ得点を狙う湘南工大附に対し、日大藤沢はMF6野澤勇飛(3年)やMF7宗次柊磨(3年)が攻守で躍動。カウンターから湘南工大附ゴールに迫っていく。

 日大藤沢は後半12分、中盤からスルーパスを受けたFW森重がドリブルで運ぶ。相手DFと競り合いながらシュートを放つも、ボールは湘南工大附GK1岩崎翔(3年)の正面を突き、得点を奪うことができない。

 後半28分、湘南工大附はゴール前までボールを運んで攻め込むも惜しくも得点を奪うことはできない。しかし試合終了が見え始めた後半アディショナルタイム、湘南工大附は途中出場のFW7橋山翔太(3年)が起死回生の同点ゴールを決め、試合は延長戦へ突入する。

 すると延長前半終了間際、日大藤沢はCKの好機にDF宮崎が左足を一閃。カーブのかかったボールは湘南工大附GK岩崎の手をかすめながらゴールに突き刺さり1点を勝ち越す。

 しかし湘南工大附も諦めない。後半5分、裏を狙ったボールをFW岩崎が受けると、相手DFと競り合いながらシュート。ボールは日大藤沢GK1岡本亜鶴(3年)の股を抜けるようにゴールマウスへと向かうも、日大藤沢DF27前田俊亮(3年)が無人のゴール前でスライディングしながらクリア。あわや同点という危機を救う。

 ピンチを凌いだ日大藤沢は延長後半8分、途中出場のMF20吉田亘之介(3年)がダメ押しとも言える3点目を奪うと、そのリードを守り切り試合終了。延長に及ぶ激闘を3-1で制した日大藤沢は、インハイ予選決勝で敗れた湘南工大附へのリベンジを果たすとともに、3年ぶり6回目の選手権出場を決めた。

(文・写真=風間久志)

▽第101回全国高校サッカー選手権神奈川予選
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