黒田監督ラストマッチを勝利で飾る!青森山田が野辺地西を延長戦の末に下し26年連続優勝
青森山田は野辺地西を延長戦の末に破り26年連続優勝を果たした(写真=AOMORI GOAL)
11月6日(日)、第101回全国高校サッカー選手権青森予選の決勝が、カクヒログループアスレチックスタジアムで行われ、青森山田と野辺地西が、青森県代表の座を懸けて戦った。
6年連続同一カードとなった決勝戦は、立ち上がりから攻守が入れ替わる展開となった。
試合が動いたのは開始10分。動かしたのは青森山田だ。MF14芝田玲のFKから野辺地西のGK1西野春徹がパンチングではじいたこぼれ球を再びつなぐと、DF22小泉佳絃が逸らしたボールをDF4三橋春希が頭で押し込み先制に成功。チームは歓喜に湧いた。
三橋は「自分は決めるだけだった。あそこのポイントに入るように言われていたので、入って良かった」と振り返る。
その後、野辺地西もMF24小向光のシュートなどでゴールに迫るが、青森山田のゴールマウスを守るGK12葛西淳を中心に阻止。ゴールを割らせない。
青森山田は追加点を奪うべく、前半だけで11本のシュートを放った。しかし、この試合で戦列に戻ってきた野辺地西のキャプテンDF3布施颯大らが体を張った守備で追加点を許さず、試合は1-0で折り返す。
▽第101回全国高校サッカー選手権青森予選
第101回全国高校サッカー選手権青森予選