奈良育英イレブン(写真=会田健司)

 「琉生のシュートが入ったと思った」と無我夢中でシュートコースを変え、殊勲の決勝ゴールを決めた中埜は「自分が流れを変えるつもりで入った」とコメント。後半から出場となったが、チーム最多の4本シュートを放つなど勝利に貢献し、次戦にむけても決勝戦のつもりで戦うと意気込んだ。

 佐野日大の海老沼秀樹監督は「6年ぶりの舞台で選手たちもコーチ陣も準備段階からよくやってくれました」とチーム全員で掴んだ勝利だったと振り返り、次戦にむけては「栃木県を代表して戦いたい」意気込みを語った。

 2回戦を突破したは1月2日に3回戦で履正社(大阪)と対戦する。

(文・写真=会田健司)

▽第101回全国高校サッカー選手権
第101回全国高校サッカー選手権