MF阪田澪哉(左)は今大会初ゴールを決めた

 後半の立ち上がりは、東山が出足の早い守備で聖和学園の攻撃を遮断してリズムを掴んでいく。

 そして後半5分、右サイドのロングスローから逆サイドに流れてきたボールを、MF7真田蓮司(3年)が合わせて先制点を奪取した。

 リードを得た東山は、その4分後の後半9分にペナルティエリア内でボールを拾ったMF13清水楓之介(3年)が追加点を決めて、一気に優位に立つ。

 さらに後半18分にも左サイドのクロスからMF10阪田澪哉(3年)が決め聖和学園を突き放す。セレッソ大阪内定のMFはこれが今大会初ゴールとなった。

 後半40+3分にはMF6仲里勇真(3年)のPK弾で、4-0で勝利。3回戦へと駒を進めた。次戦は高川学園(山口)と対戦する。

 東山は序盤こそ押し込まれたが、後半はなんとか差を縮めようと前掛かりに来る聖和学園の個人技を完封。相手のスタイルに合わせることなくペースを掌握していく得点を重ねた。

▽第101回全国高校サッカー選手権
第101回全国高校サッカー選手権