ジェフユナイテッド千葉U-18 vs 日体大柏
後半に入っても主導権を握るのは日体大柏。FW9平野伶(3年) がサイドから攻め上がると、FW10古谷柊介(3年)は得意のドリブルから好機を演出。さらにFW11吉田眞翔(3年)、FWオウイエ・ウイリアムらが推進力を活かした攻撃を見せ、得点を狙っていく。
後半9分、ジェフユナイテッド千葉U-18は選手交代のカードを切り、FW9アジズ・ブライアン瑛汰(3年)を投入。ゴールを狙いつつ、流れを変えにかかる。
しかし先にスコアを動かしたのは日体大柏。ここまで再三ジェフユナイテッド千葉U-18のゴールを脅かす中、後半37分、FW吉田がゴールを奪いついに先手を取る。日体大柏はディフェンスでもDF19柴田光琉(3年)とDF23古金谷悠太(3年)らが堅守を見せ、ジェフユナイテッド千葉U-18に得点を許さない。
試合終了間際、ジェフユナイテッド千葉U-18はゴール前にボールを送りパワープレーに出ると、日体大柏ディフェンス陣が必死に跳ね返すという攻防が続く。このままタイムアップかと思われた後半アディショナルタイム、ゴール前のボールをクリアしようとした日体大柏GKのキックしたボールが味方選手に当たるような形で自陣ゴールに吸い込まれ、まさかの形で同点に。
直後に試合終了のホイッスルが吹かれ、ゲームは1-1のドロー決着。日体大柏はラストワンプレーで勝利を逃し、ジェフユナイテッド千葉U-18は執念で勝ち点1を掴み取った。
(文・写真=風間久志)