国際学院 vs 浦和西

 前半を1-1の同点で折り返すと、迎えた後半。前半から時折り降っていた雨の強さが増す中、国際学院は7分、ゴール前でボールを持ったMF6木村優正(3年)がシュートを放つと、ボールはネットに突き刺さり、勝ち越し点を奪う。

 後半8分は浦和西。MF10柳澤優斗が右サイドからドリブルでゴール付近まで攻め上がると自らシュート。しかし国際学院GK大塚悠太(2年)がパンチングでクリア。同点に追い付くことはできない。

 両チームともチャンスを作りながら得点が奪えない中、後半37分、国際学院はゴール前まで攻め込むものの、浦和西はGK宇都宮やDF3米田新二郎(3年)らが体を張ってゴールを守り、追加点を許さない。

 好守の流れからなんとか得点を奪いたい浦和西は試合終盤、FW染谷、MF柳澤らが必死にゴールを狙う。しかし国際学院のディフェンスを崩すことができず、また国際学院は自陣でボールキープしながら時間を上手く使うと、間もなく試合終了。国際学院が浦和西に逆転勝利し、勝点3を積み上げた。

(文・写真=風間久志)