浦和西の人工芝
今春、開校90周年を迎えた浦和西の第一グラウンドが人工芝に生まれ変わり、11月11日に工費提供者や来賓らを招いて完成披露式が開催された。埼玉の県立高校で校庭を人工芝にしたのは同校が初。公立高校では、さいたま市立浦和南が2017年3月、同市立浦和と川口市立がともに21年8月に人工芝を施工しており、埼玉の公立校としては浦和西が4校目となる。
22年1月3日にあった浦和西高サッカー部OB総会で、人工芝構想についてのコンセンサスが得られたことで、男女サッカー部の卒業生が主導して2カ年計画を立案。寄付によって工費を集めるプロジェクトがスタートした。
寄付を依頼するには信頼が欠かせないことから、今井敏明OB会長がOB会の法人化を提言し、22年8月に非営利型の一般社団法人UNSSを設立して組織を改編した。