帝京長岡 vs 瀬戸内
だが、チャンスを作りながらも得点を奪えなかったのは課題だ。「何度か自分のストロングであるドリブルからチャンスは作れたんですけど、無得点という結果に終わってしまった。点を取るという部分にはこだわっているので、そこは悔しい。最後決め切るというところは、もっとやっていかなければいけない」と反省する。
見据えるのは選手権。5大会ぶりの出場となったインターハイでは東山(京都)に2回戦で敗退。「早過ぎる敗戦で本当に悔しかった。あの悔しさを選手権で晴らしたい」とリベンジに燃えている。
堀は「インターハイでは相手のプレッシャーに対して自分たちの武器である“ボールを動かす”と言うことができなかった。パスで動かしていくという自分たちのスタイルを、もっと練習して成長させていきたい」と話すと、自身についても「動き出しの部分。受ける前の動き、相手を外す動きというのは意識している。シュートの決定力を磨いていきたい」と言葉を続けた。
2年生ながら「今年が勝負という思いで戦う」と話す堀。鋭い切れ味を持つ北信越屈指のドリブラーは全国屈指のドリブラーへとレベルアップできるか。熱い決意を抱く堀の今後に要注目だ。
(文・写真=風間久志)
▽第1回U18青森ユースサッカーフェスティバル
第1回U18青森ユースサッカーフェスティバル