興國 vs 神村学園

 初戦の勢いそのままに、序盤から守備でも攻撃でも動きの良さが目立つ神村学園。9番MF積歩門がバイタルエリアから鋭いシュートを放つと、13番FW福田師王もクロスからヘディングシュートを放つ。

 興國も28分に決定機。5番DF西川楓人がするすると中盤まで持ち運ぶと、ボックス内右裏へ浮き球を通す。走りこんだ17番FW端野夏己が見事なトラップとキックフェイントから右足を強振すると、シュートはポストに弾かれた。

 31分には神村学園にも決定機。相手のビルドアップに対し前線で12番FW西丸道人が執拗に追い回すと、2番DF有馬康汰が右サイド高い位置でボールを奪取。有馬のクロスは弾かれるも、バイタルエリアで胸トラップした大迫が華麗なキックフェイントで2人をかわし、得意の左足で右隅を狙うもこれを1番GK山際壮汰がファインセーブ。

 しかしこぼれに詰めていた西丸が押し込みゴール。2戦連発となった西丸のゴールで神村学園が先制する。

 1点を追う展開となった興國は35分に11番FW千葉大舞のFKに4番MF柳紫温がヘディングで合わせるも、これを1番GK広川豪琉がファインセーブ。試合は1-0、神村学園が1点リードで後半へ。

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