尚志セカンドが盤石の強さ見せプリンスリーグ東北参入!1G1AのFW山嵜は感極まり号泣

3年ぶりのプリンスリーグ東北参入を決めた尚志セカンド(写真=小林健志)

 プリンスリーグ東北プレーオフが12月18日、Jヴィレッジにて2試合行われた。第2試合は福島県リーグ1位の尚志セカンドと宮城県リーグ1位の東北学院が対戦した。尚志セカンドは、トップチームが12月9、11日のプレミアリーグプレーオフを勝ち上がり、来季プレミアリーグEASTに参入することが決定したため、今大会出場が決まった。尚志セカンドは1日目の17日、岩手県リーグ2位の花巻東に5-1と圧勝。東北学院は1日目秋田県リーグ1位の秋田商と前後半終えて1-1の同点となり、PK戦で9-8と激闘を制しての勝ち上がりとなった。

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 試合は尚志セカンドが相手陣内に積極的に攻め入る展開となった。東北学院もGK桑原優治朗(3年)、キャプテンDF佐藤春樹(3年)ら主力選手が体を張ってピンチをしのいだが、25分、尚志セカンドはセンターバックのDF伊藤壮琉(3年)が右サイド深いところまで駆け上がってクロスを上げる。ファーサイドに飛び込んでいたのはFW山嵜匠美(3年)。「味方がつないでくれて最後は流し込むだけでした。みんなで取ったゴールです」と振り返った山嵜は落ち着いてグラウンダーのクロスをゴールに流し込み、先制に成功した。一方の東北学院はFW齋藤虎宇(2年)がシュートまで持ち込む形をつくるが、ゴールにはつながらず、前半は1-0で尚志セカンドリードで終えた。

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▽高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2022プリンスリーグ東北 プレーオフ(参入戦)
高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2022プリンスリーグ東北 プレーオフ(参入戦)