青森山田が23連覇!八戸学院光星を4-0で下す

ゴール前で競り合う両チーム(文・写真=AOMORI GOAL)

 11月14日、青森県八戸市にあるプライフーズスタジアムで令和4年度青森新人戦(新人選手権大会)の決勝戦が行われた。対戦カードは、23連覇を目指す青森山田と、6年ぶりに決勝進出を果たし、25年ぶりの優勝を目指す八戸学院光星

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 青森山田のキックオフで始まった試合は、立ち上がりから素早いプレスと球際で強さを見せる青森山田がゲームを支配する。前半3分、青森山田のDF小林拓斗が右サイドを突破してクロスを送ると、MF米谷壮史が頭で合わせて先制点を決める。その2分後、青森山田が左CKを得ると、MF芝田玲のクロスにDF小泉佳綋が高い打点のヘディングを決めて2-0。さらに10分には、MF福島健太が左サイドを突破して上げたクロスに、MF谷川勇獅が合わせて3点目を奪う。この怒涛の攻撃に光星はなすすべなく、その後も青森山田が圧倒して前半終了。

 後半に入ると、光星は落ち着きを見せ、ディフェンス陣からパスを繋ぎ、リズムを取り戻そうとする。青森山田の早いプレスにも慌てず、パスで組み立てて全体を押し上げる。それでも青森山田は豊富な攻撃パターンでチャンスを作ると、後半22分、FW川口琥牙が試合を決定づける4点目を奪い、試合は4-0で終了。青森山田が23連覇を決めた。

青森山田集合写真(写真=AOMORI GOAL)

 試合後、青森山田の正木昌宣監督は「立ち上がりの15分ぐらいまでは良かったです。残りの時間は強度が落ちてしまった。それを継続していかないといけない。新チームの弱さという部分が出た試合でした」と、新チームのもろさが出たと課題が残る試合だったと振り返った。山本虎主将も「リードしている安心感からか、後半は決定機を決め切れないとか、守備に隙ができたりしました。集中力が切れたことが良くなかった部分です」と反省している様子だった。

 対する光星の畑中孝太監督は、「開始10分で3失点。今までに体感したことがないスピードでプレスを掛けてきたので、選手たちは一杯一杯だったと思います。この経験を冬のトレーニングに生かして、次に繋げていきたいです」と、全国トップの実力との試合を良い経験と捉え、来年に向けて気を引き締めた。10番を背負う大宮駿人は、「選択肢をもっと持って、それを広げていかないといけないです。立ち上がりから気持ちをもって戦い、シュートシーンを多く作らないといけない」と課題を挙げた。

 青森山田と光星は、来年1月に行われる予定の「東北高等学校新人サッカー選手権大会」への出場権を獲得した。

(文・写真=AOMORI GOAL)

▽令和4年度青森新人戦(新人選手権大会)
令和4年度青森新人戦(新人選手権大会)