大成 vs 昭和第一学園
後半に入ると序盤から一進一退の攻防が続く展開。大成は52分、ゴール前で波状攻撃を見せると、最後はMF舟山がヘディングシュート。しかしボールはバーに嫌われ得点を奪うことはできない。
粘り強いディフェンスを見せる昭和第一学園は68分、カウンターから攻め上がると、ゴール右でボールを持ったFW11中村俊介(2年)がシュート。しかしボールは惜しくも枠を外れてしまう。
PK戦がチラつき始めた75分、大成は右サイドの舟山が左サイドのMF塚本へパス。受けた塚本がボールを巻いたシュートを放つとボールは左隅に吸い込まれ、大成がついに均衡を破る。
試合終盤にリードを許す形となった昭和第一学園も諦めない。後半アディショナルタイムには連続してCKを獲得し、懸命にゴールを奪いにかかるものの、大成はGK1川辺陽人(2年)がゴールマウスを死守。結局そのままタイムアップのホイッスルが吹かれ、大成が1-0で勝利。粘りを見せた昭和第一学園を振り切り、地区予選準々決勝進出を決めた。
(文・写真=風間久志)
▽令和4年度東京新人戦(新人選手権大会)
令和4年度東京新人戦(新人選手権大会)