明治学院 vs 高輪
後半に入ると、まず先にチャンスを掴んだのは高輪。45分、ゴール前の混戦からMF若林航斗(1年)がシュートを放つも、明治学院GK1望月拓磨(2年)がセーブ。さらに高輪は52分、62分にもチャンスを作るものの、ゴールを奪うことはできない。
チャンスを作りながらも得点を奪えなかった高輪は69分、MF土方が自身2点目、チーム3点目となるゴールを奪いリードを広げる。
しかしここから明治学院が怒涛の反撃を見せる。76分、ペナルティエリア内での相手ファウルによりPKを獲得すると、これをDF5渡邉大斗(2年)が確実に決め1点差に詰め寄る。さらに試合終了間際にも明治学院はPKを獲得すると、MF8土井陽平(2年)がきっちり決め、土壇場で試合を振り出しに戻す。
勝利目前で追い付かれた高輪。しかし残り少ない時間でゴールを奪いにかかると、ペナルティエリア内でファウルを受けPKを獲得。これをこの日2ゴールのMF土方が落ち着いて決め勝ち越しに成功。
すると直後に試合終了のホイッスルが吹かれ高輪が4-3で明治学院に勝利。終盤もつれたゲームを制し、地区予選準々決勝へと駒を進めた。
(文・写真=風間久志)
▽令和4年度東京新人戦(新人選手権大会)
令和4年度東京新人戦(新人選手権大会)