東京 vs 広尾学園
しかし、前半は両チームともゴールを奪うことができず、スコアレスで迎えた後半も東京のペース。60分にはDF茂木のCKからMF2伴藤蒼弥(1年)がヘディングで合わせるも、ボールは枠を捉えられない。
その後も攻める東京。53分はゴール前やや右からDF3水村一翔(2年)がシュートを放つも、広尾学園ディフェンス陣が必死のクリア、64分には途中出場のMF14瀬野哉夢(1年)がゴールを狙うも、シュートは惜しくも枠を捉えられない。
さらに東京は37分、右サイドを攻め上がったDF茂木がクロス。MF瀬野がヘディングで狙うも惜しくも合わず、得点を奪うことができない。このまま後半を終えるかと思われた終了間際、東京はゴール前の混戦から、途中出場のMF11佐藤晴日(2年)が執念のヘディング。ボールはネットを揺らし、ついにスコアを動かす。
広尾学園も諦めずにゴールを狙うものの、試合はほどなくして終了を告げるホイッスル。土壇場で広尾学園の堅守をこじ開けた東京が1-0で勝利し、地区予選の準々決勝に進出した。
(文・写真=風間久志)
▽令和4年度東京新人戦(新人選手権大会)
令和4年度東京新人戦(新人選手権大会)