大冠 vs 泉北(写真=会田健司)
後半に入ると泉北がペースを掴む。警戒されている右サイドではなく、左サイドのMF8山本澄海(2年)が縦に突破しチャンスを作ると、2トップのFW7中川小太朗(1年)とFW9小泉桔平(2年)もフリックやワンツーなど息の合ったプレーで攻撃の起点になる。
しかし、強度が衰えない大冠は最後まで相手に決定機を許さず。泉北に押し込まれながらも70分を無失点で切り抜けPK戦に持ち込んだ。
PK戦では大冠の守護神GK21井ノ口航羽(2年)がシュートを2本止めると、キッカーも5人中4人が成功。4-3でPK戦を制した大冠が勝利を収めた。