東住吉MF23島村虹太朗vs春日丘MF10白石彩人(写真=会田健司)

 試合終盤には春日丘のゴールキックを跳ね返した東住吉が連続してシュートを浴びせるも、こちらも決め切れず。結局スコアは動かず1-0のまま東住吉が逃げ切りに成功した。

 試合後、東住吉の村井監督は「(春日丘は)天理カップという大会の決勝で当たった相手だったので、"勝ち進めば当たるな"と意識していました。相手の特徴もわかっている対戦でしたので、お互いが良いところを消し合うような試合になりましたが、気持ちで負けないようにとやってくれました。前回も6番(MF興梠)がこぼれ球を詰めて決めたんですが、今回も同じ子が決めてくれたので"春日丘戦は持ってるな"と思いましたね(笑)」と試合を振り返った。

 さらに「ちょっとでも気を抜くとやられるギリギリの試合が多いので、本当にいい経験をさせてもらってありがたいです」と今大会での経験はチームにとっても自身にとっても大きいと話し「ここからも厳しい戦いですが、真面目にコツコツやってきた子たちなので次も頑張ります」と次戦にむけて意気込みを語った。

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令和4年度 第1回大阪公立高校サッカー大会