八千代 vs 栃木SC U-18(写真=佐藤亮太)

 さらに今季、県リーグを戦った栃木SC U-18は攻め続ける展開が多く、時に大量得点を挙げる試合があった。それだけに押し込まれ、守り続ける戦いは不慣れだった。

 終盤に差し掛かり、八千代が次々と選手を投入。栃木SC U-18がクロス、ロングボールの雨あられに晒されるなか、主将のDF5菅原伶欧を中心に弾き返し、耐え抜き、完封勝利となった。

 「DFがホントに頑張ってくれた」とGK三浦悠斗(3年)が労えば、只木監督は「CB、GKと頑張った。たくましさを感じた」と称えた。

 八千代戦のスタメンを見ると11人中、7人が2年生。

 「2年生は経験を積み3年生もよく引っ張ってくれた。そうした意味では来年は楽しみ」と指揮官。

 栃木SC U-18にとって、来季につながる意義ある参入戦となった。

(文・写真=佐藤亮太)

▽高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2022プリンスリーグ関東2部 プレーオフ(参入戦)
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